2013年1月31日木曜日

2012中国旅游2日目 青島着

2日目

 なんとこのフェリーは朝食が付いている。きのうの夕食はあんまりおいしくなかったのでそこまで期待せずに食堂へ。











やっぱり感のいなめないかんじ。
















朝食。お皿のチョイスがよくわかんない。
白い重湯みたいなのはお粥。中国ではけっこうメジャー。おかゆはけっこうおしかった。それとたまご。白いパンみたいなのはときどき中に黄色い甘い餡が入っていたりする。一番奥の白いなんにも味がついていないのは、適度な固さがあって意外とおいしかった。お粥をお代わりする。付け合せのもはなんだかやたら塩辛い漬物らしきものだった。きのうの夕食の付け合せとかぶっていた。










中国人船員による中国語講座。
5人くらいしか集まっていなかった。笑
私も朝食後、やることがなくタックスフリーの生ビール(ロング缶)190円を飲み始めほろ酔いで中国語講座に挑む。
良くも無いし悪くも無いかんじだった。
机の上のメモ帳は2日目に泊まる宿に置いてきて無くす。後日宿からメール有り。

 だらだらと文庫本を読み進め、1冊読み終わった。読み終わった本はフェリーの文庫コーナーに寄付。寄付した本は吉村昭の「深海からの使者」潜水艦が沈没する話。あんまり船に乗っているときには読みたくない本でした。笑
ごろごろしていると船にアナウンス。中国の領海に入ったかなんかで、時差が発生したらしい。中国との時差は一時間。時計の針を1時間戻す。なんだか得した気分。その後、中国現地時間と日本時間を混同するような時間のアナウンスが度々流れる。
もうあと数時間で青島に着くらしい。甲板にでると湿った風が吹き抜ける。




小島の脇をゆっくりと過ぎる。
小さな貨物船もゆっくりと抜き去る。
意外と貨客船っていのはそれなりの速度がでているのかもしれない。



















青島が見えてきた。それにしてもでかい都市だ。下関なんて目じゃない。















建設ラッシュの港湾地区。
オレンジ色のクレーンの左下には公安。
町の中で度々ヒマそうにしている公安を見かける。















中国の通関。すぐ済んだ。




















通関を過ぎると完全な別世界だった。道行く人は東洋人で日本人と顔つきは変わらないが、日本とは完全に雰囲気が違う。
一応市街地まで歩こうと思って歩き出した。道には露店が並び見知らぬ野菜を売っている。
なんともいえない臭いと雰囲気。ただたじろぐばかり。
これがカルチャーショックというものなのかもしれないと思った。




suzukというバイク。
こんなのはここしか見かけなかった。


一先ず、今日泊まるユースホステルにチェックインして市内観光をする。

白いシャツをおなかの上までたくしあげて短パン、スリッパのおじさん。ちなみに信号無視。
信号無視は中国ではステータス。
 青島でも有名な協会らしい。でも周りが封鎖されている。やせ細った野犬がうろうろしていて、ゴミが散らばっている。みんななにするでもなく階段に座ったりしている。

 海のほうにきてみた。なんか麺を食べる。まずくはなかった。
人が多くなる。



海にせり出した館みたいなのが有名らしいので行ってみる。
かなり人が多い。桟橋は凸凹。誰かが持って帰ったのだろうか。








涼を求めてきたであろう人民。
砂浜や磯に群がる。


















桟橋には露店多数。
占いや怪しげなものを売っていたりする。貝とかを細工したものが多かった。後からでかいクラクションを鳴らしてバイクが我が物顔で人を掻き分けて進む。さすが。
















 なんか人多すぎじゃない?
 夜に泳ぐのはあんまり安全でもない気がするけど。。。小学生くらいの子もガンガン泳いでいる。






青島市地図。
5元くらいの見開きになっている地図が便利。







立派な青島駅。テロ防止なのか駅に入るためには手荷物検査を受けなければならない。山手線みたいにちょっと乗ってみようかなっていうノリでは乗れない。
ここも人が多い。
















とぼとぼ歩いてホテルに戻る。
バスはトロリーバスだった。

ホテルに戻ると雨が降り出してきた。

ホテルの若い英語のできる従業員にフェリーのチケットのことを明日聞いてもらうことにした。あんまり愛想がよくなかったけど、しゃべるといい人だった。

蒸し暑いドミトリーで明日どうするかを考えてから寝る。
威海から仁川行きのフェリーが心配でしょうがない。
威海で乗れなかったら、青島まで戻ってこなくちゃならないし、いつチケットをとればいいのかわからない。予定だともう一日青島にいるつもりだったけど明日威海に向かうことにした。仁川行きのフェリーにものすごく振り回される。












中国人のパワーに圧倒されながら2日目終了。長かった。
































2012中国旅游1日目下関~

7月くらいにそういえば、海外に行きたいなぁと思っていて航空券なんかも調べてみたが、なんともお盆休みは高い。上海とか特に意味もなく行ってみようかと思ったけど、却下。そういえば海外フェリーがあったなぁと思い調べてみると予約も簡単で安いのでフェリーでいくことにした。下関から青島まで行って、青島から陸路威海、そこから韓国はインチョンまで航路、インチョンからプサンまで陸路、プサンから下関まで航路というぐるーっと一周するコースをとることにした。



1日目
正確には夜行バスで大阪から小倉までが1日目。
自宅で最後の荷物のチェックなどをして大阪駅に向かう。バスは一路小倉まで、目的地の下関は一回通り過ぎるという効率の無さをかみ締めながら、硬いシートで寝る。珍しく二階建てのバスでトイレが付いていた。
小倉着


早朝小倉駅。雨。意外とでかい。










これから電車で下関まで向かう。福岡県から関門海峡を渡って山口県へ。意外と近い。







下関の駅の近くの朝からやっている定食屋で、朝食。下関駅の近くはなんもない。
図書館に寄ったり、スーパーでフェリーの中で食べるものなんかを買ったりしてターミナルへ。



下関のターミナル。














かなりテキトーな通関が終わって船へ向かう。座席の付いていないマイクロバスで埠頭を移動する。マイクロバスの乗るところは鉄の檻がついていてなんだか物々しい。








 下関の埠頭を離れる。これから青島まで26時間の道のり。長い汽笛が鳴る。













2,3時間すると晴れてきて対馬らしき島が現れる。ドコモの携帯も3本電波が立ったので家に電話してみたりした。















海図














フェリーの夕食。
あんまりおいしくない。500円だったかな。
















夕日が沈む。

















青島ビール。100円。変なプルタブ。
偶然同じ客室の日本人同士で少ししゃべったり、夜はカラオケ大会みたいなのがあって中国人の方々がかなり気合をいれて歌っていたらしい。乗客は日本人が1割くらい。あとはほとんど中国人。

下関市と青島市は友好都市らしく、その都市を結ぶフェリーとして下関市から補助金がでているらしい。秋とかは乗客全部で15人とか完全な赤字路線らしい。このフェリーもやがてなくなってしまうんだろう。










特に大したトラブルもなく船旅を満喫しつつ1日目終了。