2013年2月26日火曜日

2012中国旅游7日目 仁川上陸

2012中国旅游7日目 仁川上陸

フェリーは一番下の等で予約したはずだったが、雑魚寝タイプではなく、蚕棚式になっていた。

朝起きると霧の中に島影がちらほらしている。
北朝鮮だろうか。こんだけ近かったらもう韓国領内に入ってそうな気もするが。















大きな橋が見えてきた。
 仁川港の入港も近い。小さい漁船やらなにやらがフェリーの近くを通る。明らかに青島港に入港したときと雰囲気が違う。

 仁川港は潮の満ち干きが激しいため、港門があり、仕切られている。閘門は狭い水路になっており、分厚い鉄の扉が2枚あって交互に開く。タグボートが寄ってきて狭い水路に誘導する。っていうか無理やり側舷を押す。
 狭い水路。

























 一枚目の扉。
一枚目の扉は外の海と接しており海面の高さと同じ。ここで二枚目の扉も閉める。二枚の扉で仕切られる。二枚目の扉は仁川港に接しており、ここで扉をあけると仁川港と同じ海面の高さになる。この日は外のほうが海面の高さが高く、港の海面の高さと1.5m近い高さがあったように感じられた。










韓国の沿岸警備隊の船。
Korea coast guard
強そうな船。
 となりにも水路。中国に帰る船だろうか。




































 この船は日本で就航していた船だったらしかった。船内の地図とかも日本語表示だった。

仁川港ターミナルの入り口。韓国と中国は本当に雰囲気が違う。日本に帰ってきたみたいだ。

ソウル観光もせず、バスターミナルからすぐ釜山行きのバスに乗り込む。日本と同じ田園風景が車窓から広がる。


釜山駅でなにか熱く語っているおじさん。
みんな無視してる。


高速バスの駅から地下鉄に乗って釜山駅について日本語が通じる案内所で安いホテルがないか聞いてみた。ないらしい。今日は釜山の駅で寝るしかないようだ。なんて思って駅のバスターミナルの近くのコンビニに寄ってアイスを買う。近くに安そうなホテルがあったので空き部屋を確認してみるとOKOKとおじさん。なかなかいい部屋。そして駅からむちゃくちゃ近い。3500円くらい。まぁ一泊だけだしいっか。

釜山の夜市に繰り出す。
なんかごちゃごちゃしていていいところだ。
フェリー乗り場に行ってみた。ぜんぜん写真がない。笑

今日は移動日だった。
ソウルにも寄りたかったなぁ。と思いながらホテルに日本人が置いていったと思われる週刊アスキーを読みながら寝る。

2013年2月18日月曜日

2012中国旅游6日目 劉公島

きのうは終戦記念日だったので靖国神社に参拝した議員たちの映像が流れる。
CCTVはNHKの映像を流している。やっぱり靖国参拝ってのはビックニュースなんだなぁとつくづく思う。




反日ニュースを見終わってホテルのロビーへ。
今日も現地ツアーに参加。今日は劉公島へ。
ロビーから添乗員がきて船着場まで歩く。




 船着場。
ごったがえしている。
暑い。
 切符売り場。
私はツアーに参加しているので切符はいらないので使ってませんが、切符売り場の窓口は軍人用とか身障者用とかで分かれているが、特に人民は気にしていない様子。
いつになったら乗れるのかな。
 1つしかない改札口に人民たちが殺到。
埼京線の人身事故の激混みの2倍くらいの混み方。人の隙間にバンバンと肩を入れてくる。添乗員なんか誰かの怒号がすさまじい。なんとかホテルをいっしょに出た前の人についていくと改札のところで思いっきり腕を掴まれる。「切符どうしたー」っとすごい剣幕で言われる。ガイドさんが私の分の切符を私そびれて髪一発のところでセーフ。
「安全第一」「旅客至上」という文字が見える。
 甲板にも乗員を満載したフェリーが劉公島をピストン運航する。なんか難民を積載した不法入国船のようだ。
係員とおばさんが口げんかをしている。それにしても声が大きい。二人とも今にもぶん殴りそうな雰囲気。
きれいな海。
夜にいった光る門。
多分今日午後に乗る仁川行きのフェリー。

ついたでー。だいたい15分くらいかな。
5Aやで。
















中国甲午戦争(=日清戦争)博物館
劉公島っていうのは日清戦争の中国の艦隊の停泊地だったところ。日清戦争とは関係が深い島。



 日清戦争かた私たちの歴史は始まったんだ
みたいなことが書いてあった。
なんか雰囲気がおかしい。




対外の侵略戦争に関わったとされて明治天皇の写真

 長崎事件の紹介
侍に囲まれて一方的な雰囲気だが、長崎事件の発端は清国兵が勝手に上陸して遊郭などで暴れ周り、日本人の巡査を切り殺したりした事件。清国側よりか日本側の被害が大きかった。
当時、西南戦争で戦った歴戦の猛者の侍であった巡査を切り殺したということで、日本兵に大きな衝撃を与えた。

 左宝貴将軍
平壌の戦いで猛将ぶりを発揮。
葉志超などの参謀は撤退を指示するがこれに反対し、2000人の騎兵とともに日本軍を攻撃、直撃弾によって平壌で戦死。

 旅順での民間人殺害とやらの展示

やべぇ
日本人ってばれたらリンチされそうだなぁ
今日の朝の靖国神社参拝のニュースといい

少し不安になる

 日清講和条約の展示
下関条約の展示。全権大使李鴻章。陸奥宗光や伊藤博文などが確認できる。




 丁汝昌の末裔みたいな人がサインをしている。しかも島で2箇所でサインしてる人をみた。なんなん。















不安的中。最後の入館者の一言ノートみたいなのに、日本人は本当に恨めしいとか、一刻も早く開戦すべき、日本人はみんな死ね。書き殴られていた。
これはヤバい。殺されるかも。と本当に不安になり博物館を走って脱出。



気を取り直して、ちっちゃいゴンドラに乗る。
安全性に一抹の不安を感じるが、意外ときれいでなかなかいい。











 攻城砲は海を向いている。

 多分実戦では使われることはなかったのだろう。
 弾薬庫
 忠魂碑
 山を降りていくと動物園。
パンダがいました。
 中心部から外れたところを歩く。
 なかなかいい雰囲気。


 劉公島には一応人が住んでいる。
高い建物はなく、昔の構造の民家の屋根がいい。

 清国艦隊の提督が住んでいたお屋敷。
風格高く、飾ったところがない。
案外こういうナチュラルな展示というか、手付かずのよさを強調しているところは中国に少なかった。どことなく沖縄と似ている。
 兵器庫にのびるトロッコ道
多分現役の三輪トラック
 プラタナスの並木がとてもいい。







 長屋風の建築。都市部ではみられない。



 漁師さんの集団。
 船着場まで戻る。


 さらば劉公島。




















元をウォンに両替すべく中国銀行(チョングオインハン)へ
元からウォンはできないと言われて、じゃあ日本円をウォンにしてと頼むとまさかの元になって戻ってくる。
英語の筆談であなたの友達か知り合いに両替してもらえば
みたいなことを書かれ愕然とする

必死の英語の猛抗議も軽くあしらわれる
あと中国銀行は英語できなさすぎです

まぁいっか




 船がでるまで時間があったので本屋に行く。
来月受ける漢語水平考試の問題集を見つけゲット。
日本だと2500円くらいするのに、こっちだと800円くらい。
付属のCDが剥がされていて、レジにいくと店員さんがもってきてくれた。盗難防止なんだろう。
本屋は座り込んでる人など多数。

















港に着く。
 船に乗ったのはいいものの、なかなか出航しない。3時くらいに乗って出航は7時くらいだった。

 ひさしぶりにちゃんとした食事をとる。
キムチが辛い。カレーぽい食べ物もいける。多分カレー。

ごはんをたべて、お風呂に入る。
風呂場には人民たちが土足でシャワーを浴びている。まだ浴槽にお湯は張られていなかった。
 ウォンと元が使える売店でビールを購入。
ビールは韓国製。


 暗くなってやっと出航
タグボートが船の側舷を押す。


はなれていくタグボート。
さらば威海。さらば中国。またきます。再見!

今日の劉公島観光は旅のハイライトだった。
またいきたいなぁ。

明日は韓国。
2日間だけのために買った韓国の地球の歩き方をだしてどうしようか考える。明日は付いたらすぐに釜山にいこうと決めた。