そういえば今日は終戦記念日。尖閣諸島なのかなんなのか、歴史問題云々。
朝から反日ニュースで盛り上がっている。
うーん。よく反日でもとかテレビで見るけど大丈夫かなぁと心配になるが、特に日本に帰るまで全く影響はなかった。
200元くらいの1日バスツアーにホテル経由で申し込む。どうやらホテルからもツアーに参加する人がいるようだ。40歳くらいの夫婦といっしょになる。勝手に李さん夫婦と呼ばしていただく。(名前もわかんないし、実際呼ぶことはなかったけど。)
朝、ホテルの前にマイクロバスが来る。マイクロバスは通路にビールケースを置いて座っている人などがいる。もちろん立ちっぱなし。
もしかしてこれでいくのか!?
10分くらいするとバスの駐車場で降ろされる。
よっしゃ普通の観光バスや!
李さんがバスガイドの人に
「この人日本人やから(ターシーリーベンレン)」
というとガイドさんがかなり驚いていた。
そんで私が
「謝謝你」というとさらに驚いていた。
日本人なんて本当にこの町にこないんだろう。
市内から外れないあたりのところでバスは止まる。
石灰岩の奇岩を集めた公園。
結婚式もしてます。
新郎の衣装がなんだかだらしがない。
ツアーのバス。
でかい。
バスガイドさんの超早口大音量のガイドを聞き流しながら車窓を眺める。
なんか歴史的な寺院のようだが、全くなんなのかわからない。想像力を働かせて観光する。
途中お坊さんがいるお堂に行くとお坊さんになんかお経とかなんかを唱えられて、すごいなぁと思っていると金をせびられる。健康とか長寿とかそういうのを書くノートを見せられある一定のお金を封筒に入れないといけないらしい。前に来た人たちはけっこうな2万円くらいを払っている人もいてどうしようか迷う。これまた中国語がわからないといっても、さぁさぁと初老のお坊さんはニコニコしながら勧めてきて断れない。結局学生なんでということで100元(1200円相当)払う。得したのか得してないのかよくわからないがまぁいっかということでバスに戻る。
あんまり聞いたこと無い。
明日行く劉公島は5AのMAX。
東なんとか門
李さんが筆談であっちは日本の方角だよ!と教えてくれた。真意がよくわからないが、とてもいい人な気がした。
もう一回バスに乗って別のところへ
ここが本当の成山頭なのかもしれない
花崗岩質の岬
だんだん晴れてきた
お金を払うと馬に乗って写真がとれる。
秦の始皇帝がここを訪れたことがあるらしい。
最初に寄った寺院も始皇帝ゆかりの地らしい。
ということは正面の偉そうな人は始皇帝なんだろうな。
中国最東端らしい
韓国まで200kmくらい
中国で一番早く朝日が見られる場所
とうきびを食べる。もちもちしてうまい。30円くらいだった。みんな半分くらい食べて捨ててる。全部食べてたら「え?」みたいな顔をされる。
またバスで移動
晴れたね~
前の赤シャツとオレンジのズボンの人が李さん夫婦。夫婦にくっついて回った。
ワイルドな桟橋。
なんか、城壁?的な通路の壁がブロック塀みたいで嘘くさい。
やっぱり嘘くさいなぁ~
雑種のいぬ。
白いTシャツの人がガイドさん。
超早口、中国語でバス内でまくしたてる。
いい人だった。
それと芸達者ないぬ。
ん?
仏像じゃない?
毛沢東とか鄧小平とか三国史の登場人物とかの像だった。
手前は孫文。
仏像とかは文革で破壊されたのかな。
夜みたら確実に声を出して驚く。
うさぎなのはわかるけど、服着てるし、なんか腕長いし、目が・・・。
奸臣っていうのは王朝とか政府を裏切るカス野郎って意味でそいつらを警示している。なぜか李さんが写真をとってくれた。少し勘ぐってしまう。
この人は親日派の人で共産党を裏切った人らしい。
日もたかくなってきたしホテルに帰るには早すぎるなぁと思っていると次に連れて行かれたのはこちら!
なんと薬品工場・・・。
パワーポイントの健康食品の説明を聞かされる。
おばちゃんがとなりの人としゃべっていると、説明してる工場の人が普通にキレて注意している。
次はこちら海鮮系の食材を扱うスーパー
試食したり、けっこうみんな色んなものを買っている。
市内から外れているのにものすごい広い道路。片側3車線。歩道も広い。
無事ホテルについて、李さん夫婦とも別れる。
また市内をうろうろする。
威海ビールと串焼きを食べる。
海辺で風があり暑くもなく、快適。
中瓶と串焼きいくつかで300円くらいだった。
明日で中国からもお別れ。
すきっ腹にビールでかなり酔いが回る。もしかしてアルコール度数が日本より高かったのかもしれない。
少し感傷的になって、後半戦になった旅を振り返る。
ホテルに帰ってテレビをつけるとほとんど反日ドラマ。でも中国の人は別に毛嫌いするわけでもなく、商売でふっかけてくるわけでもなく、みんな一生懸命に働いていた。
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