威海へ。トラブル続きの3日目。
証券取引所跡
朝は雨がしとしと降っている。が傘は持ってきていない。
小雨の中を中心部の銀行へ。日本円を中国元にする。中国武警がうろうろしている銀行でお金を換金する。
少し市内をうろうろしてからホテルに戻る。
ごちゃごちゃした通りは中国ぽい。
なかなかいい写真な気がする。
工業規格とかを完全に無視した竹の梯子。電気工事のようだったが安全索やゴム手袋、ヘルメットもしていない。
ホテルがあるところは旧ドイツ人街らしい。町並みを市内の中心部と少し違う。
証券取引所跡
なんか人が住んでいる雰囲気がプンプンする。
っていうか人がいた。
館陶路バスターミナル。
英語が少しできる人がいて威海までの切符を買う。時間があるし、近くでなんか食べようと思い外に出る。
いいかんじの食堂があったのでテキトーに麺類を頼む。窓際の席に座って待っていると、さっきのバスターミナルのおっちゃんが血相を変えてなにか言っている。多分「なんでこんなところにいるんだ、バスはもう来るぞ!!」みたいなことを言っている。おばちゃんに私を指差して「こいつはバスに乗るんだ早く頼んだのを持って来い」みたいなことを言っている。おばちゃんは頼んだのをテイクアウトにしてくれた。すいません。
小走りでターミナルに戻る。「対不起。。。」とおっちゃんに謝って、もう来るしなぁと思ってバスを待つ。結局30分くらいしてバスが来た。
30分前くらいにターミナルにいなきゃいけない仕組みなのかなんなのか結局、急かされた意味はわからず。でもわざわざ呼びにきてくれるなんていい人や。
無事バスに乗りこむ。
車窓を眺めていると飽きない。
やがて農村地帯を高速バスは走る。
途中路肩に止まったりして休憩とかがある。SAみたいなのはない。
もう威海までもう少しみたいな雰囲気になったとき、お腹に異変が。
少しトイレに行きたいかなぁっていう具合がどんどん悪くなる。特有の波がお腹を襲う。指差し会話手帳でトイレにいきたいと隣の人に伝えると、わざわざ運転手さんのところにいって話をしてきてくれる。が、親指と親指を交差させてなんか伝えてくれている。
こ、これは交差点で止めてくれるとかいう意味なのか、それともアカンっていう意味なのかはわからない。けっきょく全く停まる気配なくバスは進む。
額に油汗が滲む。
やっと高速を降りて市街地を走り出した。
前の座席の人が降りる準備をしているので、私も降りることにした。
近くのホテルでトイレを借りる。そのトイレがまたなんともドアの鍵が閉まらずドアを離すとドアが開いてしまう。ドアの下の部分を押さえながら用を足す。ここからはなんかサッーーーってかんじだった。
ようやく一息ついてホテルの人にお礼を言って、タクシーを拾ってフェリーターミナルに向かう。500円くらいでとてもリーズナブル。ちゃんとメーター通り。
ターミナルにつき窓口に行って、予約している内容を話す。
明日またいかなければならないようだ。まぁいっかということで市内をうろうろしていると偶然日本語を話せる人が経営しているホテルがありそこに宿をとる。値段も高くないし、日本語をしゃべれる人がいるのが心強い!
無事チェックアウトも済み市内を散策する。
日清戦争の時の清国艦隊の長官の像。
なんとか城とかいう公園の広場。
港。
手前に停泊している船は旅順に行く船。片道6時間。夕方に出航するのは船内泊になる。
もっと仁川にいくチケットの仕組みがわかっていれば旅順にもいけたのだが、残念。
なんか近くの海をクルージングする船。
海辺の近くのなんとか門。派手。
そして人が集まる。
人が集まって踊っている。踊っている年代もかなり幅広い。
西洋人がいたので、話しかけようかなと思ったらロシア人だった。
泳いでいる人がまたいた。
なぜかバッハとか音楽家の胸像。
ふはーっという一日だった。長かった。
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